子どもにはたくさんの絵本を与えたいけど、実際どんな絵本を選んだらいいか悩みますよね。
ましてや海外に住んでいたら、日本の絵本を手に入れるだけでも大変かと思います。
- 海外だと日本の絵本は高くてなかなか手が出せない
- 海外にいても日本の絵本を手軽に手に入れる方法はないの?
そんな悩みを持つあなたには「絵本の定期購読」をオススメしますよ!
絵本の定期購読(サブスク)サービス社は多数ありますが、本記事では海外発送OKな6社のみを紹介します。
- 絵本クラブ
- 童話館ぶっくくらぶ
- 絵本の本棚
- 福音館の月刊誌
- Staynative
- 海外子女教育振興財団
幼児期という大変貴重な時期に、絵本という最高の知育教材を存分に与えられないのは非常にもったいないです…!
各サービスを徹底比較するので、メリットやデメリットを理解し、あなたにピッタリの定期購読が見つけてください。
ぜひ本記事を参考にしてね!
>>絵本の定期購読(サブスク)15社を徹底比較した記事はこちら!
海外発送OKな絵本の定期購読サービス6社の特徴
はじめに海外発送に対応している絵本の定期購読サービス6社を、特徴とともに紹介しますね。
絵本クラブ
「絵本クラブ」は、国内最大の絵本試し読みサイト「絵本ナビ」が運営する定期購読サービスです。
- 絵本はプロが選書
- 融通の利く対応が可能
絵本はプロが選書
絵本クラブでは、子どもの年齢・成長に合わせてプロが絵本を選書してくれます。
国内1,900万人が利用する「絵本ナビ」のデータをもとにプロが選書してくれるので、安心感がハンパじゃないです。
同時に絵本を選ぶ手間も省けるので、何かと忙しい子育て世代のママさんの強い味方と言えます!
融通の利く対応が可能
最大手のサービスなだけあり、豊富な絵本の数々、そして融通の利く対応が人気。
基本はプロが選書してくれますが、絵本の変更やリクエスト、冊数の変更といったこともできます!
自分でも絵本が選べるのは嬉しいね!
童話館ぶっくくらぶ
「童話館ぶっくくらぶ」は絵本の質に強いこだわりを持つ定期購読サービスです。
- 「絵」「言葉」「物語」を意識した選書
- 配本数や配本コースも変更可能
「絵」「言葉」「物語」を意識した選書
・絵が、子どもに見つめられるに足る美術であること
引用元:童話館ぶっくくらぶ公式サイト
・言葉が、洗練された美しい日本語であること
・物語りが、その年ごろの子どもの心の世界と真に響き合っていること
童話館ぶっくくらぶでは上記のコンセプトのもと、絵本を選書してくれます。
“子どもの成長を第一とした絵本”を厳選しており、会員からは絶大な人気を誇るサービスです。
絵本はおよそ25社の出版社の作品の中から厳選しているよ!
配本コースや配本数も変更可能
申込み時に選択した配本コースや、配本数を途中で変更することも可能です。
配本数は毎月2冊が基本ですが、1冊への変更はもちろん、兄弟それぞれで1冊ずつといった利用もできます。
絵本の本棚
「絵本の本棚」はクレヨンハウスが運営する絵本の定期購読サービスです。
- 配本コースが26種類もある
- 絵本の変更や追加も可能
配本コースが26種類もある
絵本の本棚は、定期購読サービスの中では最多の配本コース数を誇ります。
また、コースは随時変更可能となっています。
- 年齢別コース(12コース)
- バラエティコース(2コース)
- 新刊コース(7コース)
- 英語絵本コース(3コース)
- 雑誌コース(2コース)
絵本の変更や追加も可能
すでに所持している絵本はもちろん変更できますし、ラインナップにない絵本を追加することも可能です。
新刊コースだけは配本1ヶ月前にならないとラインナップはわからないみたい!
福音館の月刊誌
「福音館の月刊誌」は『ぐりとぐら』『はじめてのおつかい』『きんぎょがにげた』などのロングセラー絵本を生み出してきた歴史ある信頼の月刊誌シリーズです。
- 「こどものとも」や「かがくのとも」などのコースが選択可能
- 幼児向けコースは月額440円と超低価格
「こどものとも」や「かがくのとも」などのコースが選択可能
「こどものとも」は物語絵本、「かがくのとも」は“身近な世界にある不思議”がテーマの絵本となっています。
他にも「たくさんのふしぎ」は自然や環境、人間の生活・歴史などについて、「母の友」は“子どもと楽しく生きるヒント”が詰まった保護者向けの月刊育児雑誌です。
幼児向けコースは月額440円と超低価格
コース | 対象年齢 | 月額料金 | 年間購読料 |
こどものとも | 10ヶ月~6歳 | 440円 | 5,280円 |
かがくのとも | 3~6歳 | 440円 | 5,280円 |
たくさんのふしぎ | 小学3年生~ | 770円 | 9,240円 |
母の友 | 保護者向け | 580円 | 6,960円 |
福音館の新作絵本のみの取り扱いとはいえ、月額料金は圧巻の440円です。
新作なので、すでに所持している絵本と被ることもありません。
Staynative
「Staynative」は海外在住者のための絵本定期購読サービスです。
- チャイルド本社の月刊絵本を取り扱い
- 月額11¢(ユーロ)~とランチ1回分のお手頃価格
チャイルド本社の月刊絵本を取り扱い
Staynativeでは「どうぞのいす」や「でんしゃでいこう」などの名作を生み出したチャイルド本社の月間絵本のみを取り扱っています。
書店などで販売されているようなハードカバー絵本ではなく、ソフトカバータイプの絵本
月額11€(ユーロ)~とランチ1回分のお手頃価格
月額11€~で、毎月2冊の絵本が届きます。(送料別)
月間絵本のため、書店に並ぶハードカバーの人気絵本が1/3の価格で楽しめるのが強みです。
日本円に換算すると1€あたり約123円!
海外子女教育振興財団
「海外子女教育振興財団」は海外で生活する日本人をサポートすることに特化したサービスです。
- 出版社や著者等の偏りがない絵本を厳選
- 配本の他に「線あそび」や「文字あそび」などの付録もあり
出版社や著者等の偏りがない絵本を厳選
絵本の選書は児童文学者・国際幼児教育学会理事で、自身も海外での子育てや、ニューヨーク補習授業校教師の経験もある宮地敏子氏が監修。
さらに、公益社団法人全国学校図書館協議会選定の『よい絵本』を中心にラインナップが形成されています。
配本の他に「線あそび」や「文字あそび」などの付録もあり
4歳コースからは、子ども向けに運筆の基礎となる「線あそび」や「文字あそび」などの付録やチャレンジシートが付きます。
また、読み聞かせに関する素朴な疑問等に監修者の宮地氏が答える『海外での絵本の読み聞かせQ&A』を初回配本時に同封されます。
海外での日本語教育をサポートしてくれる嬉しいサービス!
絵本の定期購読|海外発送OKな6社を比較!あなたにぴったりのサービスは?
絵本定期購読6社のサービス内容を比較できるように一覧表作成しました。
気になる項目から1つずつ解説するよ!
料金で比較
タイトル | 配本数/月 | 年間購読料 (送料込) |
絵本クラブ | 2冊の場合 | 約35,000円 |
童話館ぶっくくらぶ | 2冊の場合 | 約46,000円 |
絵本の本棚 | 2冊の場合 | 約35,000円 |
福音館の月刊誌 | 1冊 | 約25,000円 |
Staynative | 2冊 | 約23,000円 |
海外子女教育振興財団 | 2冊 | 【通常】 約52,000円 【維新会員】 約39,000円 |
絵本単体での料金で考えると「Staynative」がもっとも安く、次点で「福音館の月刊誌」になります。
ただし、福音館の月刊誌はあくまで「福音館の新作絵本」が対象であり、配本数も1冊のみです。
ロングセラーの絵本は含まれないのが気になるところだね…。
また、送料は配送地域によって変動しますので、正確な購読料は各サービスの公式サイトにてご確認ください。
対象年齢で比較
対象年齢はどのサービスも幼児期をしっかりカバーできていますね。
配本される絵本で比較
タイトル | 絵本の特徴 |
絵本クラブ | ロングセラーから新作絵本まで幅広く対応 |
童話館ぶっくくらぶ | ロングセラーや隠れた名作絵本を厳選 |
絵本の本棚 | ロングセラーから新作絵本まで幅広く対応 |
福音館の月刊誌 | 福音館の新作絵本のみ |
Staynative | チャイルド本社の月間絵本のみ |
海外子女教育振興財団 | ロングセラー中心 |
「絵本クラブ」や「絵本の本棚」は幅広い年代の絵本が対象となります。
また、自由に絵本の変更・追加ができるので大きな強みですね。
一方、「童話館ぶっくくらぶ」は新しめの絵本こそ対象ではありませんが、「マイナーだけど傑作」と呼ばれる絵本も選書してくれます。
親目線では選ばないような絵本が欲しい方にはピッタリかも!
対応地域で比較
- 第1地帯→アジア
- 第2地帯→オセアニア・北米・中米・ 中近東・ヨーロッパ
- 第3地帯→南米・アフリカ
「絵本の本棚」と「福音館の月刊誌」は配送可能地域が不明です。
問い合わせしたけど、送料・配送可能地域を明記した一覧表は作成していないとのこと。
一覧表がないだけで第1~2地帯は配送可能だと思いますが、こればかりは申込み時に確認してみないとわかりません。
支払い方法で比較
タイトル | 支払い方法 (海外発送) |
絵本クラブ | クレジットカード |
童話館ぶっくくらぶ | クレジットカード |
絵本の本棚 | 口座振替 郵便局にて一括前払い |
福音館の月刊誌 | クレジットカード |
Staynative | クレジットカード Paypal 銀行振込 |
海外子女教育振興財団 | クレジットカード 振替送金 口座振替 財団窓口で支払い |
※海外発送時に利用できる支払い方法のみ記載しています。
クレヨンハウスが運営する「絵本の本棚」のみ、クレジットカードでの支払いに対応していません。
絵本の定期購読|海外発送OKなサービス6社のメリットとデメリットは?
海外発送OKなサービス6社のメリットとデメリットをまとめてみました。
あくまで海外発送に着目してのメリット・デメリットね!
絵本クラブのメリット・デメリット
絵本クラブのメリット
「絵本クラブ」のメリットはたくさんありますが、その中でも注目すべきはSAL便の送料が安い点になります。
配本数が増えるにつれて送料が割引になっているのもありがたいです。
絵本クラブのデメリット
海外発送するにあたり、絵本クラブはこれといってデメリットがありません。
強いて挙げるとすれば、現在は新型コロナウイルスの影響で海外へのお届けを停止していることです。
海外発送の再開状況については絵本クラブ公式サイト(海外配送再開状況について)で確認できます。
童話館ぶっくくらぶのメリット・デメリット
童話館ぶっくくらぶのメリット
「童話館ぶっくくらぶ」は絵本の選書に強いこだわりがあるので、安心して利用できるのが大きなメリットです。
また、何冊までOKといった明記はないですが、5冊以上の配送もOKのようです。
※ただし、その場合は小包総重量による実費となります。
童話館ぶっくくらぶのデメリット
「童話館ぶっくくらぶ」のデメリットは、南米・アフリカの地域は配送未対応な点です。
南米・アフリカ以外は大体OKみたい!
絵本の本棚のメリット・デメリット
絵本の本棚のメリット
「絵本の本棚」の最大のメリットは、赤ちゃんコースから英語絵本コースまで多彩な26コースを選択できる点です。
バラエティコースの「ユーモア絵本」などはクスっと笑えるラインナップなので、大人にもオススメです。
- 年齢別コース(12コース)
- バラエティコース(2コース)
- 新刊コース(7コース)
- 英語絵本コース(3コース)
- 雑誌コース(2コース)
絵本の本棚のデメリット
「絵本の本棚」は海外配送について一切公式サイトで触れていません。
問い合わせして判明したよ!
なので、海外配送についての詳細(送料・配送可能地域)が事前にわかりません。
※送料は本の重量より算出した実費とのことです。
また、支払い方法にクレジットカードが対応していないのも残念な点です。
福音館の月刊誌のメリット・デメリット
福音館の月刊誌のメリット
「福音館の月刊誌」の最大の魅力は、その圧倒的低価格にあります。
福音館の新刊のみが対象なので、すでに所持している絵本と被ることもないのが強みです。
福音館の月刊誌のデメリット
「福音館の月刊誌」の公式サイトには送料・配送可能地域を確認できる一覧表などはありません。
幼児向けコース「こどものとも」の配送料について問い合わせしたところ、上記のような回答を得られました。
他国への配送料については、上記2国間の間の料金推移と推測して良いとのことです。
1番高い送料はオーストラリア宛の2,890円ってことね!
Staynativeのメリット・デメリット
Staynativeのメリット
「Staynative」の特筆すべき点は、送料がめちゃめちゃ安いことです。
配送地域 | 通常配送 | 通常配送 (重量500g以上) | 追跡希望 |
ドイツ | 2.5€ (約307.5円) | 2.5€ (約307.5円) | 5.0€ (約615円) |
EU諸国 | 4.0€ (約492円) | 4.0€ (約492円) | 7.5€ (約922,5円) |
その他 | 4.0€ (約492円) | 7.0€ (約861円) | 7.5€ (約922,5円) |
また月間絵本なので、書店やAmazonで購入するよりお得です。
Amazonで購入するより安いのは大きな魅力!
Staynativeのデメリット
デメリットはチャイルド本社の絵本のみが対象という点です。
割とマイナーな絵本が多いので、有名作が欲しい方には向かないかもしれません。
海外子女教育振興財団のメリット・デメリット
海外子女教育振興財団のメリット
海外子女教育振興財団のメリットは、配本以外の特典が充実している点です。
保護者向けの通信やレポート、子ども向けに運筆の基礎となる「線あそび」や「文字あそび」などの付録とチャレンジシートが付いてきます。
また、読み聞かせに関する素朴な疑問等に監修者の宮地氏が答える『海外での絵本の読み聞かせQ&A』も初回配本時に同封されます。
宮地氏自身も海外での子育て経験があるから気になる方は要チェック!
海外子女教育振興財団のデメリット
海外子女教育振興財団のデメリットはシンプルに年間購読料が高い点です。
公益財団法人海外子女教育振興財団の維持会員として入会すればそれなりに安くはなりますが、それでも他社と比較すると高いです。
単純に「海外在住なので日本の絵本を届けてほしい」だけの方には割高のサービスと思われます。
絵本の定期購読以外にも海外在住者をサポートするサービスがあるから、気になる方は公式サイトへ!
絵本の定期購読|海外発送OKなサービスのオススメの選び方
海外発送OKな6社のうち、どのサービスを選べばいいか迷う方の為にオススメの選び方をまとめました。
- とにかく安い料金で絵本が欲しい
→Staynative - コスパに優れたサービスを利用したい
→絵本クラブ - 良質な絵本を子どもに与えたい
→童話館ぶっくくらぶ
安い料金で絵本が欲しいなら「Staynative」がオススメ
「Staynative」は絵本の価格および配送料が圧倒的に安いです。
チャイルド本社出版の絵本のみ対象なのがネックですが、海外生活では触れにくい日本語を学べるラインナップとなっています。
とにかく安い料金で絵本が欲しい方向け!
コスパに優れたサービスを利用したいなら「絵本クラブ」がオススメ
「絵本クラブ」はこれといったデメリットが見当たらないのが最大のメリットのサービスです。
- プロが選書した絵本をそのまま頼むのも良し
- 自分で好きな絵本を選んでも良し
- 配本数を自由に変更しても良し
上記にあるように、とにかく融通が利くので、もっともコストパフォーマンスに優れています。
海外への発送にも安心安全の対応!
>>絵本クラブ公式サイト良質な絵本を子どもに与えたいなら「童話館ぶっくくらぶ」がオススメ
絵本の選書に強いこだわりを持つ「童話館ぶっくくらぶ」は良質な絵本が欲しい方にピッタリです。
私たちのこだわりは、なにより絵本の質です。
引用元:童話館ぶっくくらぶ公式サイト
良質な絵本には、目には見えないものを見る力(想像力)を培い 心の深いところに寄り添い よりよく生きようとする心を励ます力があります。
これからの未来を生きる子どもたちに、そんな絵本を届けたい。
ベストセラー中心の配本ですが、中には「隠れた名作絵本」が多数ラインナップに含まれております。
本屋や図書館で表紙を見かけても絶対素通りしていると思う!
そんな絵本なのに子どもが大好きになってくれた!
そんな声もあるくらい、絵本の質に対する利用者の満足度は高いサービスです。
知名度は低くとも傑作と言われる良質な絵本を厳選!
まとめ:絵本の定期購読を利用してステキな海外ライフを!
本記事では海外発送OKな絵本の定期購読サービス6社についてまとめました。
中でも特にオススメは下記の3つのサービスになります。
- とにかく安い料金で絵本が欲しい
→Staynative - コスパに優れたサービスを利用したい
→絵本クラブ - 良質な絵本を子どもに与えたい
→童話館ぶっくくらぶ
海外生活でも日本の絵本が欲しい方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
▼中古絵本でコスパ良く海外へ配送したい方はこちらもチェック!
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